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2012年11月24日

【特別編 6-5】不老川上流部・源流部(5)名鉄運輸からの流れ

(5)名鉄運輸からの流れ

参考資料:
「不老川へようこそ」http://furougawa.mods.jp/
「不老川流域雨水浸透施設設置要望及び湧水調査業務委託 報告書」(入間市役所サイトのPDFより)


より大きな地図で 不老川上流・源流 を表示

今回はやや下流寄りの入間市内の支流。上図黄色ラインの流れを下流から追う。

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北中野スポーツ広場近くに不老川本流との合流点がある。

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新しい蓋暗渠が、畑の中を走っていく。蛇行はそのままになっている。

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非常に静かでのんびりとした暗渠道である。

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ひとつの道を渡ってさらに続く。大きく蛇行しているのがわかる(写真下)。この手前にひとつだけ別流路と思われる部分がある(上図参照)。

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途中で細い排水路がいくつか合流する(写真下)。

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ふたつの階段を通って、一般道路に合流する。ガードレールが設置されていて、向こうからは入ってはいけないような雰囲気だ。ここで折れて北上する。

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わずかな膨らみが暗渠であることを示す(写真上)。まっすぐ進むとやがてまた蓋暗渠が復活する。ここにはガードレールはない。

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畑への通路として使われているようで作業している人もいた。国道が近づくとトラックの駐車場が隣接する(写真下)。このあたりは運送業が多く、中でも名鉄・西濃系のトラックが多いようだ。

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国道16号にぶつかる。しかし残酷にも、国道に上がる階段はない。よじ登るか引き返すかだ。私は登った。こんなにきれいな蓋暗渠なのに通行路としては認めていないのだろうか。

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国道の向こうは細い排水路のようになる。ここからはしばらく開渠。写真下は下流向き。

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砂利道と茶畑を超えて、名鉄運輸の建物に入ってしまう。
※2017年現在は久留米運送が使用している。

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建物の向こうに出口、というか終点がある。敷地内で2度曲がっているようだ。

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建物から道を挟んだ向かいに升が道路敷地から飛び出したところがあり(この部分だけ境界標があるのが確認できる・写真下)、ここが終点と言えそうだ。湧水調査でもこの先は見いだせなかったようである。航空写真を見るとこの先で南へ折れていたかもしれないとは思うが確認できない。

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以上で今回の特集はお終い。不老川最上流部のレポートとしては、公図でも見ない限り、実地でこれ以上新しい何かを見出すのは難しいと思う。さらに少し下流に谷川とその支流群があり、これらは膨大であるし狭山湖の奥の山深いところもあるので、今後レポートするつもりはない。湧水については「不老川流域雨水浸透施設設置要望及び湧水調査業務委託 報告書」が詳しい。

不老川源流部はどこも比較的平らで、山中からの支流以外ははっきりとした谷を形成していない。不老川は古多摩川のひとつであり、かつてはもっと奥からの流れであったものが地形の変化でなくなったのだ、というのがよくわかる。

※2017年に追加で取材したが、そのことは今後製作予定のスイロットアンキョ小冊子にて載せていく予定。ただしこの支流はやや下流に位置するためさほど取り上げないかもしれない。

 
タグ:入間市
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2012年11月23日

【特別編 6-4】不老川上流部・源流部(4)水天宮からの流れ

(4)水天宮からの流れ

参考資料:
「不老川へようこそ」http://furougawa.mods.jp/
「不老川流域雨水浸透施設設置要望及び湧水調査業務委託 報告書」(入間市役所サイトのPDFより)


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上図で黄緑系のラインになっているのが水天宮方面からの流れである。ここまでのものよりやや下流で合流する、山からの湧水に端を発する流路となっている。なおこれより東の山水はいったん谷川(禊川・庄名川)という支流に集まって、かなり東でようやく不老川に合流する。

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名称のわからない橋のたもと、道路沿いに蓋暗渠がある。この出っ張りが合流点だ。そこから歩道として上流へと続くので歩いてみる。

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やがて西からの合流点がある(写真下)。水天宮神社の北のへりに沿っている。

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2本の水路の間にある神社そのものはなんだか荒れた感じ。とりあえず直進していく蓋暗渠を追っていこう。

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釣り堀(写真上右側の建物)があり、そこでやはり西へ折れている。

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釣り堀の奥から私有地に突っ込んでしまう。この先南に折れて農地と宅地となり、二車線道路の近くまで続いているようなのだが、塀の向こうで終わってしまい確認できない。下の写真の向こう側までは水路があるようなのだが。

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水天宮で西から合流してきた流れは、農地をぬって福泉寺の東まで開渠として続く。

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道路にぶつかったところで(写真上・下流向き、地図では福泉寺の北に水路が続いているが(1)でも記したように明らかにこれは地図の間違い)、瑞穂農芸高校のほうへ抜ける二車線道路に沿った暗渠となる。東にもう1本水路跡らしき道があるがこれは流路不明。

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かなりの傾斜となり山林が近づいたところで西に折れて(写真上、上流向き)、住宅を回りこんでいく(写真下、下流向き)。

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山と道の間に水路があり、墓地横で道路から離れて沢のようになる。

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ここは比較的豊富な湧水が確認できた。山の奥にも沢が続くがこちらからの流量はほとんどないようだ。

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なおこの湧水への流路ではなく二車線道路に沿ったままの暗渠は、すぐ先でなくなってしまう(写真上)。

このすぐ東にはっきりとした水路があるが、それは不老川には直接注がずに東へ流れて谷川となる。谷川はさらに林川が分岐し、林川はさらに上林川と入曽用水が・・・とややこしい分流が多いが、結局はそれらも不老川に収束する。

水天宮からの流れは山からの湧水がはっきりわかって面白いのだが、実はこのあたりから東側にはたくさんの湧水ポイントがあり、調査もされている(入間市のサイトで「不老川流域雨水浸透施設設置要望及び湧水調査業務委託」を検索)。道路に面していない私有地内の箇所も多いので参考になる。

※2017年に追加で取材したが、そのことは今後製作予定のスイロットアンキョ小冊子にて載せていく予定。
 
タグ:瑞穂町
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2012年11月22日

【特別編 6-3】不老川上流部・源流部(3)元狭山からの流れ

(3)元狭山からの流れ

参考資料:
「不老川へようこそ」http://furougawa.mods.jp/
「不老川流域雨水浸透施設設置要望及び湧水調査業務委託 報告書」(入間市役所サイトのPDFより)


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今回は上図オレンジ色のラインを追ってみる。

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狭山平からの流れより北側で16号をくぐって合流してくるこの流れ。上流へと追うと、わずかに国道に沿ったあと(写真上)、西への開渠となって続いている。雨の翌日とあってか水はわずかだが流れている。

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(写真上が上流向き、写真下はその先の上流から下流向き)

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開渠の先の道を渡り、幅広の∪字溝のようになって北、西と折れる。

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一般の側溝とほとんど見分けがつかないが、それと思しき蓋暗渠となっている。この流路そのものは「不老川 川づくりまちづくりマップ」でも掲載されている(「不老川へようこそ」http://furougawa.mods.jp/)。

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ずいぶん西に進んだあと、元狭山駐在所の北の交差点で途切れる。特に続きと言えそうな幅の側溝もない。ここもおそらく、降雨時の水と畑などの排水くらいしか流れていないのではないかと思う。

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この通りを南下すると、(1)の高根川の終点にぶつかる。周囲の農地より高いこの2車線道路(日光裏街道)がひとつの分水嶺のようになっているのかもしれない。

※2017年に追加で取材したが、そのことは今後製作予定のスイロットアンキョ小冊子にて載せていく予定。

タグ:瑞穂町
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2012年11月21日

【特別編 6-2】不老川上流部・源流部(2)狭山平からの流れ

(2)狭山平からの流れ

参考資料:
「不老川へようこそ」http://furougawa.mods.jp/
「不老川流域雨水浸透施設設置要望及び湧水調査業務委託 報告書」(入間市役所サイトのPDFより)


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今回は上図の水色系のラインの支流を追う。この流れの源流部は国道の工事があったせいか各資料でほとんど言及がない。しかし地図と航空写真だけでも充分追える。

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ガソリンスタンド裏の合流点から敷地下を抜けた国道16号の瑞穂第三小入口交差点、写真上のコンクリート構造物が水路跡とみられる。そのまま歩道沿いに蓋が続く。

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交差点の100メートルほど南(写真上の矢印の看板下)に、さらに合流点がある。ちなみに交差点西側の庚申塔などのある土の部分からも歩道を濡らす程度の湧水があったそうなのだが、この日は雨の翌日であるにもかかわらず確認できなかった(どちらにしても、そちらに水路はない)。

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ひとつは工場の裏に回りこみ、もうひとつは国道を潜って西側に続きがある(元狭山からの流れ、次の記事で紹介)のだが、ここでは工場裏の流れを追う。

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結局この流れも工場の敷地だけを囲むように戻ってきて(写真上、下流向き)、そのまま次の南二本木交差点付近で16号を地下横断、ホテルと焼肉店の間を流れる開渠(写真下、上流向き)となる。
※2017年現在、焼肉店は廃業となり駐車場は機材置き場になっている。

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この水路は奥の農地内(湧水があるそうだが入れない)で終わり、各資料ではここを源流として終わってしまうが、実はそちらと別に、焼肉店の駐車場に沿って回り込み再び16号上に暗渠として復帰し、南下する流路がある。水路部分で国道の幅が変わっているのが地図でも確認できる。
※2017年現在、2箇所の湧水付近まで瑞穂町道の舗装が完了しているため容易にアクセスできる。

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(上、焼肉店駐車場奥、下流向き。下、駐車場から国道へ出てくる部分。暗渠か不明)

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この国道も近年整備した道のはずなのによくわからない段差とスペースあるが(写真下)、水路が絡んでいるためなのだろうか。

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やがて狭山平交差点となる。この前後は唐突に蓋暗渠が復活する。

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交差点やや西で蓋暗渠が終わって国道を横断し、新築の住宅の裏へと続く(写真下。地図ではまだ家屋が更新されていない)。

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水路というよりは草地で、水もないが、あきらかな高低差がある。この先で少し左に曲がり、水路敷としてはそこで終了しているようで、どこにも出口は見当たらない。あるいはバイク店(航空写真では若干舗装の色が気になる)の先の小さな林のようなところが源流かもしれない。

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以上が狭山平からの流れである。暗渠ではない終点というのが良かった。

流れの向きとしては本流とも言えるこの流路だが、焼肉店から先は非常に地味である。そんな中、この最後の水路敷は遊水池的ものなのかもしれないがよく残っていたと思う。
 
※2017年に追加で取材したが、そのことは今後製作予定のスイロットアンキョ小冊子にて載せていく予定。
 
タグ:瑞穂町
posted by しかすけ at 14:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特集・企画記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月20日

【特別編 6-1】不老川上流部・源流部(1)狭山池北東からの流れ(高根川、最上流部)

こんにちは、しかすけです。

スイロット・アンキョの写真記事も500枚を突破しました。
細々とながらここまで続けて来られたのは、
日頃皆様に御覧いただけたからこそです。ありがとうございます。

今回は500記事記念ということで、「不老川上流・源流」についての特集記事を作成しました。
以下の内容で順次掲載していきます。※色は下の地図で示したライン色。

(1)狭山池北東からの流れ(最上流部、赤系のライン。この記事)
(2)狭山平からの流れ(水色系のライン)
(3)元狭山からの流れ(橙色のライン)
(4)水天宮からの流れ(黄緑系のライン)
(5)名鉄運輸からの流れ(黄色のライン)

参考資料:
「不老川へようこそ」http://furougawa.mods.jp/
「不老川流域雨水浸透施設設置要望及び湧水調査業務委託 報告書」(入間市役所サイトのPDFより)


より大きな地図で 不老川上流・源流 を表示


(1)狭山池北東からの流れ(最上流部)

高根川とも呼ばれるこの流れは、不老川として辿れる中では最長のもの。下流側から上流側へと追っていく。

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不老川本流は瑞穂町二本木・16号沿いのガソリンスタンド裏から上流で初めてはっきりとした暗渠となる。そのすぐ上流側で、ふたつの流れが合わさっている地点がある。下の写真の少し飛び出た壁の部分が分岐。スタンドの下を通って交差点へ出て、16号に沿いにつながっている。

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今回追う「高根川」はスタンドに沿っている蓋暗渠のほうで、この先どちらが「本流」なのかはよく知らない。高根川は蓋暗渠としてしばらく南下する。

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二車線道路を渡ったあと、畑の中を徒歩道として抜けていく(写真上)。ここはあまり水路としての面影はないが、のんびりとした散歩道だ。やがて福泉寺の東側へ出る。

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ゼンリン系地図では福泉寺の北側に水路が描かれて東からの水路とつながっているが、この水路は現存せず、そもそも木や家との幅から見ても近年まで存在していたとも思えない(写真下、道路と建物の間が水路として描かれているが・・・)。ただし細い溝を埋めた跡は境内に続いているように見えたのでそれなのかもしれない。

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この南でさらにふたつの流れになるが、その合流点は道のない入れないところにある。

ひとつはそのまま直線的に南から来る短い流れ。宅地横までが開渠、その上流は側溝同然となり道路を2回またぐ。

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しかし写真下のすぐ先、山の手前までしか追えない。

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もうひとつは西から山に沿って伸びてくる流れ。合流点から西、一時道路に寄り添う。

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途中で比較的新しい暗渠となる。

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この先は道路南側を暗渠としてしばらく流れているが、結局途中からまた農地内に入ってしまう。

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この区間の流路は不明だが、つながっていることは資料より確認できる。
※2017年現在は都立野山北・六道山公園が開園し、ほぼ川沿いに園地が伸びているため、流路を追うことは容易になった。また、園内の排水路ともいくつか繋がっている。

次に顔を出すのは駒形富士山交差点南の都道166号で、山際に開渠がある(写真下)。

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道路下に潜り、反対側で蓋暗渠となり少し都道に沿う。

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階段を降りていくと、暗渠がまだ西へと追える。その先の二車線道路(日光裏街道・日光脇往還)の手前まで蓋暗渠が続く。

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ここが不老川系の水路としては一番深く辿れる源流部ということになる。

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湧水調査ではこの暗渠付近は取り上げられていないので、雨水を流す程度なのだろうと思う。不老川は狭山池の伏流水が一応の源流とされているので(Wikipediaにはそう書かれているが今もそちらからの流れがあるとは思えない)、狭山池に最も近いこの流れが本流と呼べるかもしれない。この先の土地境界の形状も狭山池方向にカーブしている。

※2017年に追加で取材したが、そのことは今後製作予定のスイロットアンキョ小冊子にて載せていく予定。
タグ:瑞穂町
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2012年11月19日

0543 御殿場市の水路

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なかなかの流れなのだが、あまりに夏草が生い茂っているのが惜しい。
タグ:御殿場市
posted by しかすけ at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水路(都市) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0542 御殿場市の暗渠

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御殿場ではよく見られる、暗渠部分のはっきりわかるタイプ。
タグ:御殿場市
posted by しかすけ at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暗渠(道路・歩道型) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月17日

0541 御殿場市の暗渠

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鮎沢川近く、私設と思われる蓋。
タグ:御殿場市
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