2010年09月21日

【特別編 2-4】釜貫・只沼・車石の西

※今回の地図はこちら


いい朝だ!!!!!! (曇ってるけどね)
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埼玉の茶どころからわざわざ池袋線と武蔵野線と京王線を乗り継いで、京王片倉へとやってきた。京王片倉、いつ来ても眺めが最高だ。駅も小ぢんまりしていて、目の前の国道16号を通過するバスのほうが(時間帯によっては)本数が多く、しかも駅前にバス停すらなく通過(同じ京王のバスなのに)。不思議な駅だ。

少し南へ歩いて、JR片倉駅前の兵衛(ひょうえ)川へ移動。ここに釜貫という谷が口をひらいている。その吐水口がコレだッッ!!!
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ちなみにすぐ西には釜貫橋という橋がある。

さあ、この金網に囲まれた、監獄のような短い開渠区間を心して見ろッッ!!! 水路の悲しい叫びが聞こえるだろゥッッ!!!
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さらにこの開渠の終わりには、神が、神がァァァァァァうおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!
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・・・と、ここまで興奮してみたが、残念ながらここからはあまり見所がない。道路脇の植え込み暗渠になり、やがてそれも消える。

谷は片倉小学校のあたりまで続く。片倉台が拓かれたあともしばらくは手付かずの谷戸が残っていたというが、結局は谷頭の宅地に続くように整備されてしまった(こやと公園として一部流路が残存、あとはまっさらな住宅地となり道路下に雨水管がズバッと通る。)。植え込みの終点には白山神社という小さなお社(とその名を冠したバス停)がある。細い排水路が神社裏にわずかに続いている。
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ひとつ蓋がけの支流がある。これは慈眼寺という寺の境内に入っていく。この谷はけっこう深いのだが、どこまで水路が残っているのか不明だ。誰か住職に聞いてくれたまえッ!!!
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これはおまけ。兵衛川沿いの変な三角形の土地。フォースを感じる。実は細い水路が奥に続いている。心の目を開け。
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ふう、釜貫はこんなもんで良い。続いて、ちょっと離れるが、二本ばかり西にある只沼という谷にタックルしようぜ!! ちなみにこれも兵衛川へ注ぐ支流だ。

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ここが吐水口だが、八王子ニュータウンの区画整理により流路が見えない。おそらく家の間に付け替えられたのだろう、元々はもう少し西に流れ出ていたと思われるが、その資料は出せない。男には決して口に出せない秘密があるのだ・・・。
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区画整理は川からわずか2区画、あとは古い宅地となる。さあ、この蓋がけ暗渠を心の目でよく見るんだッッ!!! いや、全身で感じるんだ、水路ファイターの全てをここに賭けろ!!! ここはガードレール部分が少し開いている、開けられる蓋だ。蓋の間から気が出ているのが見えるよな?
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新しい家の前は蓋ではなくなっている。車の出入口は段差を考慮し金属のペラペラの蓋の部分もある。これは罠かもしれないので気をつけろ!!!
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こっちの脇道はセットバックか水路を埋めた跡か、俺は知らん。しかし思ったように受け取れ!! 誰もそれを咎めはしないのだからッ!!!

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ここからやっと開渠だ。ビオトープのような箱庭感が最高だぜ。
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道路を潜った先も植物が。なんとも歴史を感じる水路だろう?

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見ろッ、見事なまでに田舎の谷だ。特にここは谷戸田の風景がよく残されているだろう? おそらく耕作していそうな谷としてはこのあたりで唯一のものなんだ。
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この奥で、谷は八王子ニュータウンの道路にぶつかって終わる。その奥へも谷の跡はあるが水路はおそらく繋がっていないだろう。これも郊外の谷としての運命だ。いや、この谷だっていつ埋められてしまうかもわからない。だからこそ今・・・、今オレ達は歩くんだ!!!


大地に雨が降り注ぎ、その水は集まっては低地へと流れる。そしてそこには、我々水路ファンがいる!!!!


今回の地図はこちら
posted by しかすけ at 09:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特集・企画記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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